meta-toxical parade!!

私のもとに幸せなどやってこないことを実証していくブログです

まあ、今日は寝るけど

今日の出来事

休職の診断書を貰った

限界が来ていた。
待合室で、もし診察室に入るなり主治医に自殺を宣言したら、彼は止めるだろうか、止めるとして、どのように止めるだろうかと考えていた。例えば「残された両親は心が痛むからよせ」とか、「君の自殺で当院や交通機関や君の会社に損失が出るからやめろ」とか、そんな文句ばかりが浮かんでは消えていた。
だから、いざ実行したときの主治医の反応は、強く心に残った。
「君は君しかいない。そういう意味では、君は生きているだけで価値がある。同じ時代を生きる仲間として、僕は君を失いたくない」
そうだった。自殺の止め方って、これがセオリーだよな。そんなことすら考えつかないほど、俺の精神は摩耗していた。
それと、「つらかったね」「大丈夫だよ」これも基本的にはテクニックの一つでしかないが、実際言われると安心するようなのである。


俺の母親は、「共感してみせる」という行動が全く取れない。 おそらく今回の診断結果を見て、第一声はこうだろう。 「あんた収入は大丈夫なの?借金もあるのに、どうやって暮らしていくつもりなの?」 これが母親の伝家の宝刀、「心配」である。
休職判断に至るまでの俺の抑うつ、不安、苦痛などは一切蚊帳の外なのである。 それらは、彼女にしてみれば、「金銭管理ができずに借金を作りしかもソーシャルゲームでその殆どを使った」という俺の行動から発生しているものだから、俺の責任で俺が処理しろ、というわけである。
俺はソーシャルゲームなんか始める前からずっと苦しみを訴え続けてきたのに。
俺が家庭の中で受けつづけてきた言葉はこうだ:
「ため息をついたら何か変わるのか?場の空気が悪くなるからやめろ」
「自意識過剰なんじゃないのか?」
「誰のおかげで3割負担で済んでるんだ?申し訳ないと思わないのか」
「今頓服飲む必要あるの?」
まあ思い出し次第別の記事に書いていくが。

そこで耐えかねた俺は言うのである:「「つらかったね」とか「どんな俺でも愛してる」とか言えないのかよ!」
返して曰く:「愛してなかったら助けてないでしょ?言われないと分からないの?」
詰みだ。


「毒になる親」「不幸にする親」はまあこの界隈ではマストバイなのだが、もしあなたが男で、母親のことで困っている場合、本は慎重に選んだほうが良い。
なぜなら、いわゆる「毒親本」が行うのは第一に娘の救済であり、その次が母親の救済だからである。そこに息子の影はない。
俺からは「なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか」をおすすめしたい。これが完全に正しいとは言えないが、少なくとも息子向けの毒親本としてはかなり良い本であると思う。


まあ、今日はもう寝よう。