meta-toxical parade!!

私のもとに幸せなどやってこないことを実証していくブログです

「女だけの町があればいいのに」の根底

あるいは、なぜ性犯罪の被害者を責める人間が多いのか。

 

簡単なことだ。多くの人間は「何の罪もない人間は犯罪に巻き込まれることがない」と信じているからである。だから、事実何の罪もない人間が被害者となった性犯罪に対して、そのまま受け止めることができないのだ。

 

もちろん「加害者が生まれていなければよかった」「加害者が性犯罪を起こそうと思わなければよかった」「加害者があなたをターゲットにしなければよかった」「ここが女だけの町だったらよかった」など、直接的なセカンドレイプにならない幾つかのバリエーションは考えられるが、そこは人それぞれなのだと思う。

 

セカンドレイプをしない事は、「人間は何の合理的理由もなしに不幸に見舞われる」という信念のもとに生きる事と表裏一体だ。つまり、「私がいかに正しく生きようとも、明日不幸のどん底に落とされる可能性は1%も減らない」と常に自覚して生きる事だ。

 

おそらく、大多数の人間はそれでは身が持たないのである。

 

俺個人としては、さっさと女だけの町が出来てほしいと思う。